今春センバツ8強の常総学院が、12安打11得点で2季連続優勝を果たした。

 初回に3四球と相手の失策が絡んで無安打で2点を先制。5回には、3番荒原祐貴内野手(3年の)2ランなど打者12人の猛攻で9点を奪った。関東大会出場が決まっていながらエース鈴木昭汰(2年)を先発マウンドに送った佐々木力監督(48)は「夏の第1シードは違うんだ、優勝を狙おうと鈴木の先発を決めた。絶好調ではなかったが、うまくしのいでくれたから5回の9点につながった」と左腕の力投をたたえた。