相模原が初優勝を逃した。

 1回に金子圭希内野手(3年)のソロアーチで先制したものの、3回までに8点を失い逆転負け。

 前日2日に初の関東大会切符を得た「公立の雄」の春の旋風は、頂点までは届かなかった。先制本塁打の金子は「親や学校のみんな、OBも来ていただいた中で試合ができたのは、大きな励みになりました。(本塁打は)昨日から、先生(佐相監督)から打席では迷うなと言われていたので『来た球を打つ』と思い切りいきました」と決勝の舞台に感激していた。夏に向けては「現状では厳しい。もっと打撃を磨いて、私学に向かっていきたい」と、神奈川制覇を目標に、レベルアップを誓った。