浦和学院が川越東との埼玉県勢対決を制し、2年ぶり5度目の関東王者に輝いた。

 1回に2点を先制。5回にも2点を奪うと背番号10の左腕、小倉匡祐投手(3年)が5安打2失点、無四球で完投した。

 森士監督は「初回に2点を取った後、攻めあぐねたという感じでした。でも、相手の投手(サイド右腕磯川)を見ることができたのは大きかったですね。お互い(先発)がエースではありませんでしたが、見応えのあるゲームができたと思います」と話した。

 川越東とは昨秋、今春といずれも県大会決勝で対戦し勝利。今回は舞台を山梨・甲府に移して戦ったが三たび勝った。「切磋琢磨(せっさたくま)ですね。夏の大会まであと50日。課題を出して準備できたらと思います」と森監督は夏を見据えた。