日刊スポーツ記者が全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ打者編」。

 日大藤沢(神奈川)・下地滉太捕手(3年)は、二塁送球1秒8台と遠投100メートルを超える強肩が魅力。1年秋から正捕手としてマスクをかぶる。今春の県大会前に行った高崎健康福祉大高崎(群馬)との練習試合では「4盗塁全てを刺した」と自信を持った。中日山本昌投手(49)の弟である山本秀明監督(45)も「スローイングが正確」と太鼓判を押す。打撃でも5番打者として今春の県大会で打率5割超えをマークした。「チャンスでは集中力が増す」と20年ぶり甲子園を目指す。