夏甲子園3度出場の札幌南がサヨナラ勝利で4年ぶりの南大会進出を決めた。

 先制を許し、3点を追う展開だった4回裏。打者一巡の集中攻撃で一挙5点を奪い試合をひっくり返す。6、9回の2度、同点に追いつかれたが、9回裏1死二塁。9番平沢魁人投手(3年)の中前適時打でサヨナラ勝ちした。平沢は「打った球のコースは覚えていない。うれしさしかなかった」と劇的な幕切れに喜びいっぱいだった。