2年連続の甲子園出場を狙うシード校の九州国際大付が圧勝発進した。

 プロ注目の4番山本武白志(むさし)三塁手(3年)の高校通算21本目となる3ランを含む4本塁打が飛び出すなど、18安打と自慢の強力打線が爆発。投げては3投手の無安打無得点リレーで筑豊打線を沈黙させた。元ロッテ監督の父功児氏(63)やソフトバンク、楽天らプロ7球団のスカウトが見守る中、4打数3安打4打点の活躍を見せた山本は「チャンスで回ったら全部返そうという気持ちでいる。最高です」と声を弾ませた。