「福島のライアン」こと二本松工のエース右腕吉羽あたる(3年)が13奪三振5安打1失点完投。打っても3安打2打点の活躍でシード校光南を破った。

 最速は自己最速147キロに満たない143キロ止まりだったが、力強い直球にスライダーをまじえ、相手打者のバットを振らせた。

 吉羽は最後の打者から13個目の三振を取ると、雄たけびをあげガッツポーズ。試合後は「超うれしいです。次は三振14個目指してがんばりたい」と笑顔で話した。