大分商が3-1で杵築を下し2年ぶりの決勝に進出した。プロ注目の最速148キロ右腕、森下暢仁(まさと)投手(3年)が4安打1失点完投で勝利に貢献した。

 杵築の強力打線を封じるため、内角攻めを徹底。7回にスクイズで1点を失ったが、チェンジアップなどの変化球を効果的に使い最後まで安定していた。

 第1シード明豊との決勝戦へ、森下は「苦しい場面が来ると思うが、自信を持ち自分のピッチングをしたい」と強気を見せた。