東海大相模が2年連続10度目の甲子園出場を決めた。

 小笠原慎之介投手(3年)が124球で完封した。6回には2死満塁のピンチを招いたが、チェンジアップで空振り三振を奪い、力強くガッツポーズ。7安打を打たれながら粘りの投球で横浜打線を封じた。

 打っては15安打9得点で小笠原を援護。3番杉崎成輝内野手(3年)が4回の先制適時打、7回の3ランも含む5打数4安打5打点と活躍した。

 門馬敬治監督(45)は「連覇を達成できてほっとしている。1戦1戦選手たちがたくましくなった。他にも投手はいますが、自分の決断に迷わないようにしようと思い、小笠原を完投させた。周りからこだわりすぎだと言われるほど『打倒横浜、渡辺監督』を意識してきた。今日は最高の舞台で最高の相手に、真っ正面からぶつかっていけました。まずは今日の勝利を喜んで、また甲子園に向けて頑張ります」と話した。。