大阪偕星学園がコールド勝ちで大冠を下し、学校初の決勝に進んだ。

 初回から打線が大冠の先発・寺地一揮(3年)をとらえ、4番の田端拓海捕手(同)の二塁打などで4点を先制。3回にも田端の安打から好機をつくって2点を追加し、6回にも打者9人攻撃で決定的な5点を挙げた。

 守っても、前日28日の準々決勝で大阪桐蔭を2点に抑えたエース光田悠哉(同)が2日連投で6回を無失点。山本■(せき)監督(47)は、大会4連覇を目指した大阪桐蔭を倒した試合後も「きょうのことはきょうで忘れて、あとの試合をしっかり戦おうと選手には話しました。あとは気力しかありません」と、31日の大体大浪商との決勝に向けて集中力を高めた。

※■は析の下に日