上田西(長野)は168センチの小兵エース、草海光貴投手(2年)がわずか99球で6安打無四球完封し、完封一番乗りを決めた。

 小柄な体から、最速143キロをマーク。「無四球完封は初めてです。ボールが高い時があったので、今日の投球は80点。これまでの最速は141キロでしたが、初球に『最速を狙うから』と周りに言いました。狙っていたので、後ろを振り返って自分で確認した。一番苦しかったのは7回、そこを抑えられたので行けると思いました」と喜んだ。

 上田西にとっては、2度目の出場で、初の甲子園勝利になった。