1915年の第1回大会に出場した早実(西東京)や敦賀気比(福井)大阪偕星学園、下関商(山口)が2回戦に進出した。

 1回に3点を先制した早実は7回に注目の1年生スラッガー清宮の適時打などで3点を加え、今治西(愛媛)を6-0で下した。早実は夏通算40勝目。

 史上8校目の春夏連覇に挑む敦賀気比は延長10回、篠原の中前適時打で明徳義塾(高知)に4-3でサヨナラ勝ちした。明徳義塾は17度目の出場で初の初戦敗退。

 春夏通じて初出場の大阪偕星学園は9回に追い付かれたが延長10回に4点を奪い、7-3で比叡山(滋賀)を破った。大阪勢は春夏通算350勝目。

 20年ぶり出場の下関商は延長11回、森元が中前適時打を放ち、4-3で白樺学園(北北海道)にサヨナラ勝ちした。