甲子園決勝から一夜明けた21日午前、準優勝した仙台育英(宮城)ナインが大阪市内の宿舎を出て、仙台へと帰っていった。

 決勝戦をあらためて振り返った佐々木順一朗監督(55)は「先制されてから、よく追いついた。これが神様の贈り物かと。どうせ贈り物なら中途半端なのじゃないのが良かった」と冗談で笑わせた。佐々木柊野主将(3年)は「まだ(準優勝の)実感が湧きません。応援してくれた宮城の人、いろんな人に感謝の気持ちを伝えたい」と話した。