智弁和歌山・高嶋仁監督(69)の続投が25日、正式に決まった。

 この日、今夏の内容を学校に報告。学校側から「監督の進退は、こちらからどうこう申し上げるものではない。まず甲子園70勝を目指して下さい」と激励を受けた。

 甲子園最多63勝の高嶋監督は甲子園初戦敗退後に「3年前に学校に(3年後に)やめると伝えたが、話は止まったまま」と語ったことで、一部で勇退を伝えられた。ただ監督は、後任に定めた元ロッテの喜多隆志副部長(35)に「いい形でチームを渡したい。あと1、2年はやらなければと思っている」と真意を説明。この日も「来年センバツを目指したい」と意欲を新たにした。