楽天星野仙一SA(68)が早実・清宮幸太郎内野手(1年)を絶賛した。

 創価大・田中からの適時打に「たいしたもんだ。低めに対してバットが止まる。ポイントが近いんだろうな」と目を細めた。

 清宮の父克幸氏(48=ラグビー・ヤマハ発動機監督)と旧知の間柄で、清宮が小学生のころから成長を見守ってきた。試合前には三塁側ベンチ横通路で清宮と遭遇し「なんでお前が選ばれとるんだ!?」と笑いながら左手で頭をポカリ。「ケガだけはするなよ。ケガしそうにない体はしてるけど」と伝えた。「(彼は)ホームランバッター。ああいうのを育てないといかんのだよ。ミートのうまい打者はいくらでもいるんだから」と日本球界の使命として育てる必要性を訴えた。