9番打者の天理・船曳海外野手(3年)が驚異的な選球眼を見せつけた。

 2回の第1打席で押し出し四球を選ぶと、第1戦のブラジル戦から7四死球で7打席連続出塁を果たした。この後、第3、4打席でも四球を選び3試合で9四死球。9回には初安打も放った。

 ここまで4盗塁を決めている船曳は「ボール球だと思って見逃せています。走塁には自信があるし、持ち味を出してチャンスを広げてられていると思います」と胸を張った。