4番清宮幸太郎内野手(1年=早実)が、9回に10打席ぶりのヒットとなる右翼線二塁打を放った。1死一塁で初球を振り抜き、打者一巡5得点の猛攻につなげた。初戦のブラジル戦以来の一打も、4打数1安打の結果に「まだ全然です。打ち損じでしたけど、1本出て良かったかなと思います」と汗をぬぐった。

 米国で開催中のリトルリーグ・ワールドシリーズでは、東京北砂に所属する弟福太郎内野手(12)が世界一に王手をかけている。12年に自身も優勝した大会だけに「よく頑張ってますね。自分の時は、あいつは小さいのに応援に来てくれた。同じ舞台で活躍するとは想像もつかなかった」と感慨深げ。「兄弟でのダブル世界一しかないですね」と意気込んだ。