ドラフト候補の勝俣翔貴投手(3年=東海大菅生)が今大会4試合目で日本チーム第1号を放った。

 1回表無死一、三塁からチェコ先発フルコの130キロ直球を右翼芝生席へ先制3ランを運んだ。打った瞬間、本塁打と分かる見事なアーチだった。

 勝俣は「気持ち良かったです」と笑顔を見せた。

 今大会は投手登録だが、ここまで野手としての出場が続く。初戦のブラジル戦では1回に試合の流れを決める3点三塁打。前日30日のオーストラリア戦でも2打数1安打1打点と結果を出している。

 第2打席では中前へ鮮やかな安打を放ち2打数2安打。第3打席では右中間フェンス直撃の適時二塁打、第4打席でも遊撃後方へ落ちる適時二塁打。第5打席は四球で歩き4打数4安打5打点の大活躍で4連勝での1次リーグ突破に貢献した。