日本の清宮幸太郎内野手(1年)が、2三振など3打数無安打に終わった。左膝の違和感を訴えて1日の1次リーグ・メキシコ戦を欠場したが、2試合ぶりに「4番DH」で出場。第1打席は1死一、二塁のチャンスで3球目の真ん中に入ってきた変化球をライナーではじき返したが、中堅手の守備範囲だった。鋭い打球も「厳しいコースじゃなかったんですけど、全然振れなくて。当てただけになってしまった。なんですかね」と首をひねった。

 第2、第3打席は落ちる変化球に対応できず、いずれも空振り三振。7回の第4打席で四球を選んだ直後に代走を送られて途中交代した。試合後「打てなかったのは左膝が原因じゃないです」と否定。「打ちたい、打ちたいという気持ちが強すぎたかもしれない。あそこ(ボール球)に手を出しているようではダメ。ぐっとこらえて好球必打でいきたい」と逆襲を誓った。