日本代表が韓国に12-0で7回コールド勝ちし、2次リーグ1位通過で決勝にコマを進めた。2回に中京大中京・伊藤寛士捕手(3年)や敦賀気比・篠原涼(3年)の適時打などで一気に5点を先制。投げては中京大中京・上野翔太郎投手(3年)が7回3安打無失点、10奪三振の力投で相手打線をねじふせた。

 初優勝を狙う日本は、5日のキューバ戦を経て、6日の決勝(甲子園)で3連覇を狙う米国と対戦する。

 試合後、西谷浩一監督(45)は「勢いはあったけど地に足をつけて野球をやろうと。甲子園に戻ってきて、子どもたちにとっては甲子園という特別な場所で力をもらった」と話していた。