第27回U18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)決勝は、時折強い雨が降る甲子園で行われ、米国に敗れた。

 東海大菅生・勝俣翔貴(3年)にとって、悔しい2冠王になった。打率5割5分6厘、12打点で首位打者と打点王を獲得(決勝成績はカウントせず)。この日もチームでただ1人マルチ安打を記録したが、1点を追う8回2死二塁で147キロ速球に空振り三振。「ああいう大事なところで打てるようにならないと。本当に悔しいです」と声を絞り出した。今秋ドラフトに向けてプロ志望届を出す意思も明かした。