渡辺元智監督(70)が勇退した横浜が、今夏甲子園優勝の東海大相模に8回コールドで快勝し、今夏県大会決勝の雪辱を果たした。

 エース右腕の藤平尚真投手(2年)が8回を投げ7安打10奪三振1失点の好投。打線は4回まで東海大相模・北村の前に無失点だったが、5回に公家響内野手(2年)の右前打で先制すると、8回まで毎回得点を奪いコールドを決めた。

 今夏の県大会決勝で敗れた相手に快勝し、平田徹監督(32)は「この夏はみっちり厳しい練習を課してきました。それが身を結んだのだと思います。(東海大相模とは)直接当たってたたいて(センバツに)行きたいと思っていました」と語った。