東海大相模(神奈川)が夏の甲子園に続き国体でも優勝し、2冠を達成した。

 0-3で迎えた8回、1死一塁から5連打で4点を奪い逆転。9回にはU18(18歳以下)日本代表の杉崎成輝内野手(3年)が3ランを放った。

 守っては吉田凌投手(3年)が9安打を浴びながらも5失点で140球完投。左肘の炎症で今大会登板できなかった小笠原慎之介投手(3年)の分まで奮闘し、優勝投手になった。

 連投を志願し、決勝打も放った吉田は「連投で完投したのは高校で初めてだと思う。夏から負けずに終われて良かった。濃い時間を過ごせました」と笑顔だった。