今夏甲子園4強の早実が、延長11回サヨナラ勝ちで2回戦に駒を進めた。

 3-3の11回1死二、三塁から、代打工藤航輔外野手(2年)が右翼線にサヨナラ適時打を放った。公式戦出場3打席目で結果を出した背番号18は「打ったのは真っすぐ。切れるかと思ったけど、入ってくれてよかった」と喜んだ。

 投げては右腕エース服部雅生(1年)が120球7安打5奪三振で初完投。和泉実監督(54)は「練習試合も含めて完投させたことがなかったけど、彼がそういう(完投できる)ピッチャーにならないと先がない。後半から球も走ってきたし、いい経験になったと思う」と話した。