一関学院(岩手3位)のエース左腕、大竹樹希哉(2年)が2日連続の完投勝利で、チームを7年ぶりの4強に導いた。

 試合前に沼田尚志監督(56)に「いけます」と連投を直訴。2回戦のV候補・聖光学院(福島1位)に続き、春夏合わせて40回の甲子園出場の名門・東北(宮城2位)を5安打1失点に抑えた。

 縦と横2種類のスライダーが武器だが、この日は中盤以降は切れのある速球が中心。「今日は低めにいくピッチングができた」と満足そうに話した。