エースで4番で主将、プロ注目の東邦・藤嶋健人投手(3年=176センチ、80キロ、右投げ右打ち)が投打で活躍し、初戦を突破した。

 140キロ台前半の直球に大きなカーブなどを交え4回まで無安打。完封目前の9回2死の場面で2番手の松山にマウンドを譲ったが8回2/3を投げ1安打無失点、11三振を奪った。

 4番打者としても役割を果たした。1回2死三塁から左前に痛烈な先制適時打を放った。

 藤嶋は完封目前での交代について「最後まで行きたかった。でも松山も今後に向けて投げさせることができました。1人だけですけど投げられたのは大きい」と話した。

 東邦は6-0で快勝した。