東海大相模がサヨナラ勝ちで8強進出を決めた。

 プロ注目右腕の北村朋也投手(3年)が今大会初先発。8回までたびたび走者を背負いながらも要所を締めたが、完封目前の9回1死から四球を出して3連打を許した。3点リードが一気に同点に。

 その裏、1死から加藤元気内野手(3年)が中越えの三塁打でチャンスメーク。2死後に加賀航外野手(3年)がセンター返しのサヨナラ打を放った。

 17日の試合が雨天中止となり、2日遅れの実施だった。直球の制球に苦しむ場面も見られた北村は「言い訳になってしまいますが、調整は難しかった。9回は、このまま(完封で)いけると思ってしまった油断が出た。今日は自分の弱いところが全部出てしまいました」と反省した。援護した加賀は、9回表の守備で適時失策しており「ミスはバットで取り返してこいと、送り出されたと思うので」と胸をなで下ろした。

 次戦は24日、昨秋準々決勝で8回コールド負けし、センバツへの道を断たれたライバル横浜と対戦する。