横浜(神奈川1位)は、ドラフト1位候補の藤平尚真投手(3年)が連投で7回2安打無失点。日本航空(山梨2位)に13-0で7回コールド勝ちし、08年以来11度目の決勝へ進んだ。

 最速152キロ右腕の藤平が投打で大暴れした。初回1死一、二塁で高め直球を右翼スタンドへ放り込んだ。プロも使用する両翼99・1メートルの球場で、逆方向へ痛烈な一打を放った。「たまたま、風に乗っただけです」と謙遜したが、パワーアップを印象づけた。投げては、7回にこの日最速の149キロを出し2安打に封じた。なお、万波中正外野手(1年)は7回に代打で登場し三ゴロだった。