センバツ8強の滋賀学園が、春夏連続甲子園出場へ向けて、18点奪取の5回コールド勝ちで好発進した。

 1回裏に打者10人、7安打で5点。2回は打者17人、11安打で12点を奪った。山口達也監督(45)は「打線全体が低い打球を打てていた」と、安打数や得点以上に、打撃内容のよさに手応えを感じているようだった。結局、4回までに20安打を放った。

 2年生エース神村月光(ひかり)は、先発して3回を1安打無失点。「彦根球場のマウンドをあらためて確かめながら、投げることができました」と、滋賀大会の主会場チェックも怠りなく、夏初戦をクリアした。