樹徳は自慢の打線が爆発し、4回戦進出を果たした。

 8回に打線がつながった。高橋将幸内野手(3年)が左翼スタンドに突き刺さる2点本塁打を放つなどこの回に7得点を挙げてコールド勝ちを収めた。

 高校通算33本のプロ注目の大型捕手、嶋田翔主将(3年)も左中間を破る二塁打を含む2安打を放ち活躍した。嶋田は「終盤に点差を開けられて、自分たちの思う野球ができた」と試合展開に満足した。自身今大会初の長打には「ほっとした」と笑った。「チームメートが本塁打を打っているので、自分も仲間入りしたい」と次戦での本塁打に向けて意気込んだ。