今春センバツ出場の八戸学院光星が11-0で大湊を下し、2年ぶり8度目の夏甲子園を決めた。1回、4番益田敦成内野手(3年)の二塁打で先制。3回には相手投手の乱調と1番伊藤優平内野手(3年)の2点三塁打などで一挙8点。エース桜井一樹(3年)が8安打10奪三振で無四球完封した。

 相手の大湊は青森山田など私立強豪を撃破してきたが、完勝で退けた。仲井宗基監督(46)は「最後まで気を抜かずいいゲームをしてくれた」と笑顔。強力打線に加え、6試合で23盗塁の足も武器。奥村幸太主将(3年)は「目標は全国制覇です」と声を弾ませた。

 ◆八戸学院光星 1956年(昭31)創立の私立校。普通科、ビジネス科など4科があり、生徒数は1040人(女子510人)。レスリング、ソフトテニス、バスケットボール、陸上も強い。野球部は学校創立と同時に創部。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本、ロッテ田村、阪神北條ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。橋場保人校長。

◆Vへの足跡◆

2回戦6-0三本木農

3回戦8-1青森

4回戦7-0東奥義塾

準々決勝12-8弘前東

準決勝9-3八戸西

決勝11-0大湊