春の近畿王者、履正社が6回サヨナラコールドで茨木を下した。初回にいきなり5安打で5点を先制。寝違えで19日の2回戦・汎愛戦の登板を回避した山口裕次郎投手(3年)が満を持して先発し、6回を1安打9奪三振無失点と好投した。

 9球団が視察した前で、ドラフト候補らしい投球を見せたが、本人は投球内容には不満。「腕が横降りになって、肘が下がってしまっていた。もっと肘を上げて投げられるように修正しなければ」と課題を口にしていた。