3年連続7度目の甲子園出場を目指す九州国際大付が春の王者、西日本短大付を下し、準々決勝に駒を進めた。

 今大会初先発のエース藤本海斗投手(3年)が自己最多となる151球を投げて完投。打っても3安打4打点の大活躍で、優勝候補の一角を倒した。

 楠城徹監督(65)は「藤本1人で頑張ってくれて、ベンチでも声を出して心強かった。今年は頼れる投手が1人しかいないから7番を打たせているけど、センスや力があって主軸も打てる選手。今日も持ち味の勝負強さが出た」と、投打の活躍をたたえた。