春4強の慶応が辛勝で8強入りを決めた。

 3回途中から救援登板したエース森田晃介投手(2年)が8回まで無失点投球で粘り、打線は6回に4点、8回に2点を奪って逆転。4点リードの9回に2本塁打を浴びて、1点差に詰め寄られたが逃げ切った。

 昨秋から指揮を執る森林貴彦監督(43)は「ここから先を勝ち抜くためには、今日はできるだけ森田を使いたくなかったんですが…」と苦笑いだった。