昨夏甲子園を制した東海大相模が、8回コールド負けで姿を消した。

 1回表に1点を先取したが、その裏にエース左腕、山田啓太投手(3年)が逆転3ランを許した。3回途中から救援した2番手左腕、安里海投手(2年)も5回に2ランを浴び、最後はプロ注目の北村朋也投手(3年)が8回にコールドを決める3ランを食らった。

 打線は初戦から5試合連続となる2ケタ安打をマーク。この日も10安打を集めて毎回走者を出したが、残塁10と決め手を欠いた。

 門馬敬治監督(46)は「完敗ですね。ホームラン3発で8点ですから。昨年(の日本一)がプレッシャーじゃなくて、逆にモチベーションにできたらと思って臨んだんですが、厳しい大会でした。長い1年が終わりました」と話した。