3年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた常葉学園菊川の森下知幸監督(55)が29日、電撃退任発表から一転、続投表明となった前日28日のドタバタ劇を選手に謝罪した。

 午前7時40分過ぎ、グラウンドで選手たちを前に「申し訳ありませんでした。気持ちが集中できないことを監督自らがしてしまった。リセットして出直すつもりで頑張ります」と謝罪し、頭を下げた。

 前日の「悲報」から約23時間。選手たちはみな笑顔を浮かべ「復帰」を歓迎。同監督が「今日はノックから行きましょう!」と言うと、「よっしゃ!」と歓声をあげウオーミングアップへ向かった。