九州国際大付が59~61年の戸畑以来、55年ぶりとなる大会3連覇を飾り、7度目の甲子園出場を決めた。2回1死二塁のチャンスで主将の8番、永岡大昇捕手(3年)が右中間を破る先制適時三塁打。終盤には4-0から1点差まで追い上げられたが、エース藤本海斗投手(3年)が137球で完投した。

 永岡主将は「秋、春と3連覇への気持ちがものすごくあったが、夏前からは3連覇よりもこの仲間と優勝したい思いでやってきた。勝ててうれしい」と笑顔。昨夏は控え捕手として甲子園の地を踏んだが、出場機会はなく「甲子園では去年の先輩たちの8強を超えたい」と、目を輝かせた。