履正社が11安打11得点の猛攻で、6年ぶりの優勝に王手をかけた。2年生主砲の安田尚憲内野手が2安打3打点でけん引。6回1失点の先発・山口裕次郎(3年)が、6回2死一、二塁でサヨナラコールドを決める適時打を放った。

 31日の決勝はエース寺島成輝(3年)が先発。この日が18歳の誕生日だった寺島は「相手はよく振れていますが、自分はそれを上回る球を投げる。勝つだけです」と言いきった。