創部3年目で初出場となるクラークは、やや緊張した様子で守備練習などをこなした。

 阿部主将は「(甲子園は)予想外のスケールの大きさだった。入学したときは夢だったけれど、現実にできてうれしい」と初々しく話した。

 「ヒグマ打線」と呼ばれた駒大岩見沢を率いて春夏通算12度の出場経験を持つ佐々木監督にとっては、8年ぶりの聖地。

 「先輩もいない中、よくここまで来た。打線は飛び方がまだ弱い。“小熊”になれればという感じ」と笑みを浮かべ、初戦突破を目標に掲げた。