33年ぶり2度目の夏の甲子園出場となった市尼崎(兵庫)が、開会式の選手宣誓を引き当てた。

 49代表校の主将から選手宣誓に立候補したのは20人。その中から前田大輝主将(3年)が“当たり”の封筒をつかんだ。「正直、当たるとは思ってなかったけど、うれしいです」とびっくりの結果。

 「今年は尼崎市が市制100周年を迎えていて、節目の年に選手宣誓ができることは、よかったと思います」。大会第3日第1試合の八戸学院光星(青森)戦の準備とともに、7日の開会式のクライマックスへ「宣誓の文面には感謝の気持ちという言葉を必ず入れたい」と思いを巡らせた。