東邦(愛知)の「バンビ2世」先発藤嶋は手負いの状態で涙した。

 4番打者で8回に反撃の適時二塁打を放つなど2安打したが、5回0/3を9安打4失点。「この悔しさを次の野球人生に生かして、長く続けられるようにしたい」。実は愛知大会後に病院で右肘の張りと診断され、甲子園期間中はブルペン投球もままならない状態だった。「自分の夢はプロ選手。プロになって甲子園でいい投球をできれば」。今後は投手としてプロ入りを目指す。