創部116年目の北海が、悲願の初優勝に届かなかった。

 準決勝まで4試合を全て完投した大西健斗投手(3年)が、4回に四球からリズムを乱して打たれた。

 全試合2桁安打してきた打線は、5回以降は7三振と今井を捉えられず、2番手の多間の好救援に応えられなかった。

 北海・平川監督は「自分たちの持てる以上の力を出せた大会だった。子どもたちは本当に素晴らしい。全国優勝した駒大苫小牧さんに続けるよう、日本一になるために精進したい」とナインの労をねぎらっていた。