作新学院(栃木)が北海(南北海道)を7-1で破り、史上初めて春夏連覇を達成した1962年の第44回大会以来、54年ぶり2度目の優勝を果たした。

 作新学院は2回に1点を先行されたが、4回に主将の山本拳輝の2点二塁打などで5点を挙げて逆転。エース今井達也の力投もあり、参加3874校の頂点に立った。

 創部115年、37度目の出場で初めて決勝に進んだ北海は、北海道勢として2005年に2連覇した駒大苫小牧以来の全国制覇はならなかった。

 今大会は7日に全国の地方大会を勝ち抜いた49代表校が参加して開幕。一度の中止もなく、予定通り日程が消化された。

 横浜-履正社など好カードもあった今大会の総入場者数は83万7000人。80万人超えは9年連続で、1985年から92年の8年連続を塗り替える新記録となった。