U18(18歳以下)アジア選手権(30日~9月4日)に出場する高校日本代表が28日、決戦の地へ到着した。開幕投手は「BIG3」の一角を担う、履正社(大阪)寺島成輝投手(3年)が有力となった。投打二刀流としても期待される世代NO・1左腕が、まずは香港との初陣で白星を挙げ、チームを勢いづける。

 14年準優勝の借りを返すべく戦うアジア選手権。香港と迎える初戦は力関係にかかわらず、大事な意味を持つ。小枝守監督(65)は開幕投手について「精神的に安定して興奮するわけでもなく、かといって臆病になるわけでもない選手を見極めたいと思う」と明言を避けたが、ここまでの調整法などから、履正社・寺島の可能性が高まった。