日本が無安打無得点リレーで中国に快勝した。

 先発の履正社・寺島成輝投手(3年)が快投。7回を無安打1四球無失点に抑え13三振を奪った。

 自己最速は150キロだが、制球重視で丁寧に投げた。130キロ台後半の直球に鋭いスライダーを低めに集め中国打線を完全に封じた。

 6回までパーフェクト。7回、先頭打者に四球を与えたが許した走者は1人だけ。この走者もけん制で刺した。7回で降板、8回からは木更津総合・早川隆久投手(3年)にマウンドを譲った。

 2番手の早川も危なげない投球で2回をパーフェクトに抑え、無安打無得点リレーを達成した。

 投球内容は以下の通り(7回までが寺島、8回から早川)。

【1回】三振、三振、三振

【2回】三振、二ゴロ、三振

【3回】三振、三振、一ゴロ

【4回】三振、投ゴロ、三振

【5回】左飛、遊ゴロ、一ゴロ

【6回】三振、三振、三振

【7回】四球(けん制死)、捕飛、三振

【8回】遊ゴロ、三振、三振

【9回】遊ゴロ、三振、三振