U18(18歳以下)アジア選手権(台湾)で日本の優勝に貢献した広島新庄・堀瑞輝投手(3年)が、東邦(愛知)を相手に9回5安打14奪三振1失点完投と好投した。

 9回2死二塁で松山仁彦(まさひこ)投手(3年)に適時二塁打を打たれ、完封は逃した。だが最後は高校日本代表のチームメートだった相手エース藤嶋健人(3年)を中飛に打ち取り、ほっとしたような笑顔を浮かべた。

 東邦の強力打線から毎回の14三振を奪い、球場の表示で最速148キロ、テレビ局のスピードガンで150キロをマーク。「自分の球に自信を持てるようになりました」と成長の実感を明かした。