秋季近畿地区大会大阪府予選が8日、舞洲などで行われ、大阪桐蔭、初芝立命館、上宮太子が4強入りした。大阪桐蔭はスーパー1年生の根尾昂が公式戦初登板初先発で、北野を7回2安打9奪三振無失点と好投。

 根尾がこの日最速144キロ速球を軸に、北野打線を沈黙させた。西谷浩一監督(46)から朝に先発を告げられ「よっしゃー! やったろー!」と気合。味方の攻撃につながるようリズムを意識し、2安打9奪三振無失点に封じた。相手の北野を「すごく頭のいい学校ですよね」と称賛も、根尾も練習後に深夜まで勉強に励む。スーパー1年生の力を発揮して4強入りに貢献した。