早実の清宮幸太郎内野手(2年)が、1安打4四死球で全打席出塁し、決勝進出を決めた。

 初回の第1打席は1死二塁で四球。3回は1死走者なしから二塁手を強襲する二塁打を放った。5回は四球、7回は死球、8回も四球。チームの全4四死球だった。

 決勝進出は、元ヤクルト投手の荒木大輔氏(52)を擁して準優勝した80年以来36年ぶり。「ここまで来るのは簡単ではなかったけど、東京大会から1つ1つ勝って、気づいたらここまで来ていた。次も自分たちの野球を披露したい」と話した。