昨夏大阪大会を最後に休部したPL学園硬式野球部のOB会が大阪市内で行われ、今月中に学校に部活動再開の嘆願書を出すことを決めた。

 阪神の木戸克彦球団本部部長(55)や元巨人の金石昭人氏(56)元ヤクルトの宮本慎也氏(46=日刊スポーツ評論家)ソフトバンク入来祐作投手コーチ(44)らプロで活躍したOBや常勝時代にチームを率いた中村順司元監督(70=名商大総監督)を含む82人が出席。OBの鶴岡秀樹会長(57)は「今後については何も決まっていないと聞いていますが、何も決まっていないということは光があるということ。復帰、復活をひたすらお願いしたい」と力を込めた。木戸氏は「ぼくらの現役時代の試合と同じ。もうあかんというところから試合をひっくり返した“逆転のPL”です」とお家芸になぞらえ、復活を願った。

 最後は全員で校歌を歌い、総会、懇親会を終えた。