球児もスタンドも「恋ダンス」でひとつに!? 3月19日に甲子園で開幕する第89回選抜高校野球大会の入場行進曲が、星野源の「恋」に決定した。大会の運営委員会が11日に開かれ、日本高野連などが発表。星野源は主催者を通じ「ワクワクして体が勝手に動くようなダンスミュージックになったらいいなと思って作った曲なので、高校生のみなさんがワクワクして『やるぞ』という前向きな気持ちになってもらえたらうれしいです」とコメントした。

 「恋」は、テレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌としても話題を集めた。ドラマで主演を務める新垣結衣らが曲に合わせて踊る通称「恋ダンス」はブームとなり、インターネット上ではさまざまな人がまねをして踊る動画が多数アップされており、選考理由について主催者側も「春を感じる、明るいワクワクする曲。『恋ダンス』が社会現象にもなり、高校生の大会にふさわしい」と説明した。

 ポップでさわやかな曲調は甲子園で躍動する高校球児にぴったり。ガッキーも喜んでいるに違いない? 注目の出場32校は1月27日に発表され、3月10日に組み合わせ抽選会が行われる。